キャンパーなら誰もが憧れを抱くsnow peak。シンプルでスタイリッシュなデザインはもちろん、使いやすさも抜群で、スノーピーカーと呼ばれる熱狂的なファンがいることでも知られています。今回はsnow peakというブランドについてご紹介します。
snow peakとはどんな会社なのか?
1958年創業の新潟県三条市の金物屋「山井幸雄商店」が原点です。登山家でもあった社長は、当時の道具に満足できず、本当に欲しいものは自分で作るという志のもと登山道具を開発。燕三条はものづくりの街ということもあり、優れた職人技術を活かしました。そして、息子の山井太(現社長)が入社したことで、キャンプギア作りを開始。それからは日本のキャンプシーンに欠かせない存在にまでなりました。
ユーザー目線での商品開発
直火ができないキャンプ場で焚火をするために作られた焚火台という、新ジャンルの商品を開発。他にも頑丈すぎるとまで言われる鍛造ペグ「ソリッドステーク」などのロングセラー商品を生み出す。ユーザー目線でこんなものがあったらいいなというものを商品にすることで、キャンパーから絶大な支持を得ています。
徹底したユーザー視点によるモノづくりは、あのiPhoneでおなじみのAppleが新潟本社にまで視察に来たほどです。
徹底してこだわったもの作り
出典:snow peak
スノーピークの商品には保証書が付いていません。これは保証しないのではなく、品質に自信があるから永久に保証するのです。製造上の欠陥が原因の場合は無料で修理や交換をします(経年劣化やユーザーの過失を除く)。燕三条という立地で、腕の良い職人がいるからこそ実現できることです。
snow peakの名品
snow peakには名品がたくさんあります。その中でも、ロングセラー商品を紹介します。
アメニティドームM
出典:snow peak
初めてキャンプをする人におすすめしたいのがアメニティドームM。通称「アメド」と呼ばれています。初心者でも簡単に設営できるように色別のガイドが工夫されています。Mはファミリーキャンプに最適なサイズ。エントリーモデルながら材質にもこだわりがあり、悪天候でも安心して使用できます。
スノーピークは高いイメージがありますが、このテントは3万円とお手頃価格。利益よりも、まずテントでスノーピークの良さを体感してほしいという思いが詰まっているのでしょう。
ランドロック
出典:Amazon
スノーピークのテントの中でも最高級モデルのオールインワンテント。大型サイズで、寝室とリビングが1つのテントに収まっています。ファミリーでゆったりと過ごせるサイズ感。水滴を弾く150Dポリエステルオックス生地を採用し、耐水圧も3,000mmで悪天候でもテント内部をしっかり守ります。
焚火台
出典:Amazon
地面にダメージを与えずに焚火を楽しんでほしいという思いから、スノーピークが開発したのがこの焚火台です。折りたたむと平らになりコンパクト。素材は1.5mmの強靭なステンレス。暖を取るのはもちろん、オプションの網を用意すれば調理もできる優れ物です。
パイルドライバー
出典:Amazon
こちらはランタンを引っ掛けるランタンハンガーです。普通、ランタンハンガーは三脚のように立てますが、三脚部分に突っかかって倒すとランタンが破損して危険です。このパイルドライバーは、1本で自立するので、足元に注意をする必要がありません。そして、設営の時もハンマーなどは必要ありません。上部のスチール棒部分を上から叩きこむと、地中に打ち込むことができます。
ソリッドステーク
出典:Amazon
1995年に販売されたこのソリッドステークは、もはやキャンパーの必須アイテム!強靭な鍛造ペグは、アスファルトまでつき通すほどの強靭さです。通常テントやタープを購入するとペグが付属品で付いてきますが、大抵プラスチックなどで実際のフィールドでは使いものにならないものがほとんどです。このソリッドステークがあれば、硬い地面でも難なく設営をすることができます。
ペグハンマーPRO.S
出典:Amazon
地味な印象のハンマーですが、これがあるのとないのとでは設営や撤収作業が大きく変わります。ヘッドはソリッドステークと同じ鍛造仕上げ。ぐいぐいとペグを打ち込むことができます。打撃した時に抜けてしまわないよう、ベルト付きです。ハンマーの後部フックは、ペグの穴に引っ掛けることで簡単に引き抜けるようになっています。
スノーピークのキャンプ場
出典:snow peak
スノーピークはキャンプ場も4か所運営しています。中でも「Snow Peak Headquarters」はその名の通り、スノーピーク本社にあるキャンプ場です。広さは約5万坪。春から秋は草原が広がり、冬は雪で一面銀世界となります。レンタル品が充実しているので、道具を持っていない方でも安心してキャンプを楽しむことができます。
山井社長は、このキャンプ場に泊まってから出社することもよくあるそうです。そんな自身でもキャンプを楽しんでいる社長だからこそ、本当にキャンパーが欲しいと思う商品を開発できるのかもしれません。
スノーピークの事を知るほど、スノーピークを持ちたくなる
出典:snow peak
今回はキャンパーなら誰もが憧れるアウトドアブランド、スノーピークをご紹介しました。スノーピークの理念には「私達は自らもユーザーであるという立場で考え、お互いが感動できるモノやサービスを提供します」とあります。
スノーピークの社長、そして社員がキャンプ道具を使うユーザーでもあるから、これだけ高品質で使いやすい商品が生まれるのでしょう。今までなんとなくスノーピーク商品を使っていたという方も、この会社をよく知れば知るほど、スノーピークの商品に愛着が湧くのではないでしょうか。
ライター情報
浜田サリー
キャンプ大好きなアウトドアライター。子供を連れて休みがあればキャンプに出撃しています。ブログ「ちょっとキャンプ行ってくる。」http://chottocamp.comを運営しています
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