関東で人気のキャンプ場といえば、北軽井沢のスウィートグラス、那須高原のキャンプアンドキャビンズ、そして大子グリンヴィラです。どのキャンプ場も春から秋の土日は、数か月前に予約を取らなければ宿泊できないほどの人気です。今回は大子グリンヴィラへ実際に宿泊してみて感じた、その人気の秘密に迫ります。
大子グリンヴィラとは?
大子グリンヴィラの正式名称は大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラといいます。茨城県に位置し、常磐自動車道の那珂ICから一般道を1時間ほど走行したところにあります。近くには日本三名瀑のひとつである袋田の滝があります。
キャンプ場は公園の中にあり、遊具のある広場や、温水プール、温泉が隣接しています。そして、キャンプ場は自然の雰囲気もありつつ、トイレや炊事棟はきれいで快適なキャンプを楽しめます
いざ大子グリンヴィラへ
まずは管理棟でチェックインをします。チェックインは13時から、チェックアウトは11時です。もうすぐクリスマスということもあり、管理棟はクリスマスの装飾がされていました。管理棟は売店も兼ねており、薪や炭はもちろん、お菓子やアイス、日用品など幅広く取り揃えられていました。
管理棟には歴代のコールマンのランタンコレクションが展示されています。見ごたえがありました。
サイトへ
大子グリンヴィラにはフリーサイトと区画サイトがあります。11月下旬ということで冷え込むため、電源のある区画サイトを予約していました。今回割り当てられたのはD-4というサイトです。
サイトを見てびっくりしたのがその広さ。区画サイトでここまで広いのは初めてかもしれません。車を停めて、大型のツールームテントを設営しても余裕の広さです。タープも追加で設営できそうなほどです。そしてうれしいのは、区画と区画の間にも間隔が空いていること。普通はすぐ隣は他の区画と隣り合っているものですが、間隔があるのでとても余裕があります。プライベート感があるのがうれしいですね。
大子グリンヴィラの人気の秘密1 区画サイトが広くてプライベート感がある
公園へ散策
夫がテントを設営している間に、子供たちを連れて公園へ散歩に出かけました。公園内にはテニスコートや運動場がありますが、今回は遊具があるアスレチック広場を目指すことに。キャンプ場からアスレチック広場までは徒歩10分ほどです。
広場に着いた途端、歓声を上げる子供たち。それもそのはず、とても長いローラー滑り台があるのです。私も滑ってみましたが、その長さ、急さともに今までで最大級のレベル。
他にも昆虫や虫をテーマにした遊具がたくさんあります。「今まで来たキャンプ場でここが一番楽しい」と子供が言うほど。気軽に遊ばせる施設が隣接しているのが大子グリンヴィラの魅力ですね。
大子グリンヴィラの人気の秘密2 遊具が豊富な公園がすぐそばにある
施設を見学
公園から戻ると、テントが完成していました。今回もツールームテントの前室にホットカーペットを敷いたお座敷スタイルです。コーヒーを飲んで、少し休憩です。
その後、キャンプ場内を散策しました。トイレ、炊事棟などの水回りを見て感じたのは、本当に施設がきれいであるということ。ウォシュレットが付いているのはもちろんのこと、炊事場ではお湯も出ますし、このシンクの広さに驚きました。これなら普段キャンプに慣れていない人でも安心して過ごせます。
大子グリンヴィラの人気の秘密3 トイレや炊事棟のグレードが高い
フォレスパ大子へ
キャンプ場から徒歩5分ほどにフォレスパ大子というプール施設があります。室内プールと入浴施設、そして夏季には屋外プールも開かれます。今回は室内プールのみの使用です。25mプールに浅い子供用プール、そして水着を着たままジェットバスなどが楽しめるバーデゾーンもあります。
裸で入れる温泉もあります。そんなに広くはありませんが、プールで冷えた体を温めるには最高です。これだけの施設が800円で利用できるのはありがたいですね。キャンプ場の宿泊者はクーポンをもらえますので、さらにお得に入場できます。
大子グリンヴィラの人気の秘密4 充実したプール施設が併設されている
夕食
この日は私事ながら結婚記念日でしたので、スパークリングワインで乾杯しました。高価なレストランでお祝いするのもいいですが、キャンパーとしてはキャンプ場で迎える記念日が最高です。
食事はローストビーフサラダにバーベキュー、焼きそばなど。簡単にできるメニュー中心にしましたが、おいしく頂きました。
そして夜は焚火です。この日はかなり寒く、気温は一桁。そして朝方の最低気温は‐3度まで冷え込んだそうです。電気カーペットだけでは寒いですが、石油ストーブも点ければテント内はとても暖かかったです。
撤収
翌朝、管理棟で焼きたてパンの販売があるとのアナウンスが流れました。比較的お値段も手頃でおいしいパンでした。
テントをささっと片付け、チェックアウト時間の11時に撤収完了しました。
また絶対泊まりに来たいキャンプ場
春から秋にかけて予約争奪戦が繰り広げられる大子グリンヴィラ。実際に行ってみて、人気の理由に納得の一言。施設がきれいで手入れされた広いサイト、プールや温泉もある、公園が隣接しているなど、魅力がいっぱいのキャンプ場でした。ぜひ皆さんも行ってみてくださいね。
今回紹介したキャンプ場
大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラ
茨城県久慈郡大子町矢田15-1
0295-79-0031
ライター情報
浜田サリー
キャンプ大好きなアウトドアライター。子供を連れて休みがあればキャンプに出撃しています。ブログ「ちょっとキャンプ行ってくる。」http://chottocamp.comを運営しています
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