キャンプに必需品のランタン。LED、ガス、ガソリンなど種類がありますが、何を持って行っていますか?LEDは手軽で安全ですが、やっぱりガソリンランタンの雰囲気には敵いません。今回は、コールマンのガソリンランタン「ワンマントルランタン」をご紹介します。
ガソリンランタンとは
ガソリンランタンとは、ガソリンを燃料として光るランタンです。LEDであれば電池を入れてスイッチを押せばすぐに使えます。ガスランタンもガスカートリッジを付けて火を灯すだけなので簡単です。しかし、ガソリンランタンはガソリンを入れた後に、ポンピングという作業が必要であったり、火を灯すときに炎上したり、メンテナンスも必要になり、他のランタンに比べて少し手間がかかります。
そんな手間がかかるのは面倒くさいと思われるかもしれませんが、その明かりを見てしまえば吹き飛んでしまうほど。それほどガソリンランタンの光は気持ちを落ち着かせるような暖かい光なのです。ガスランタンも同じ炎なので雰囲気は同じですが、ガスは気温が低いところでは火力が不安定になり、光量不足になることがあります。また、ガソリンはガスよりもランニングコストが安いという長所もあります。
どんなガソリンを使うのか
出典:Amazon
ガソリンランタンはその名の通り、ガソリンを燃料としています。ランタンの燃料となるガソリンは、ガソリンスタンドで購入するガソリンではなく、純度の高いホワイトガソリンというものを使用します。アウトドアショップやネット通販で購入できます。価格は4リットルで実勢価格2,500円ほどです。
ガソリンランタンの種類
現在、ガソリンランタンはコールマンが販売しているもののみで、他社は取り扱いをしていません。コールマンのガソリンランタンは3種類販売されています。
ワンマントルランタン
出典:コールマン
ガソリンランタンの定番ともいえるワンマントルランタン。マントルという、光る部分が一つなので「ワンマントル」といいます。サイズは小さめで持ち運びしやすく、光量は約130w。実勢価格は約13,800円です。
燃焼時間:7.5~15時間
本体サイズ:直径16×31(h)cm
重量:約1.4kg
パワーハウスツーマントルランタン
出典:コールマン
こちらはツーマントル、つまり光を出す部分が2つあるので、より明るいモデルになります。明るさは190w相当。ワンマントルに比べてサイズも重量も大きくなっています。実勢価格は14,400円です。
燃焼時間:約7時間~14時間
本体サイズ:直径18×35(h)cm
重量:約1.8kg
ノーススターチューブマントルランタン
出典:コールマン
電池式の自動着火装置が付いているので、初心者におすすめのモデルです。光量は240wとかなり明るいので、これひとつでサイトをしっかり照らせます。比較的新しいタイプのガソリンランタンです。
燃焼時間:約7~14時間
サイズ:直径17.3×34.3(h)cm
本体重量:約1.8kg
コールマン ワンマントルランタンレビュー
ワンマントルランタンにした理由
3種類ある中で、私はワンマントルランタンを購入しました。なぜかというと、既に明るいLEDランタンを持っており、ガソリンランタンにツーマントルほどの明るさは必要でないと思ったからです。また、実際に店舗で見たときに、ツーマントルやノーススターはサイズがかなり大きかったのもマイナスポイントでした。ファミリーキャンプでどうしても荷物が多いので、少しでも小さいものをと思ったのです。
外観
実際に届いたランタンを見て、買ってよかった!と思わせてくれる商品でした。レトロなデザインがキャンプサイトのアクセントになります。
使い方
1.まずはホワイトガソリンを補給します。ホワイトガソリンの缶から直接注ぐとこぼしやすいので、フューエルファネルという、漏斗(ろうと)のようなものを使うと注ぎやすいです。この時、8分目くらいにしておきます。満タンにしてしまうと空気圧が足りず、ずっと赤い炎で燃え続けてしまうためです。
2.ポンピングという作業をします。ポンプノブを左に2回まわしてから、前後にリズムよくストロークします。40~50回くらい行います。ポンピング後は、ノブを押し込んで、右に回しておきます。
3.初めて使う時は、ここでマントル(光が灯る布の袋)をカラ焼きします。直接チャッカマンなどで火を点けます。しゅわしゅわ~と小さく縮めば大丈夫です。カラ焼きした後のマントルは非常に破れやすいので、触らないように注意が必要です。
4.隙間からチャッカマンなどで種火を付け、燃料バルブを開いていきます。
5.マントルに火が点いたら、ポンピングを10~20回行います。あとは光量を調整すれば完了です。
文字だけ読んでいると難しく感じるかもしれませんが、慣れるとそこまで面倒ではありません。むしろ、この作業が楽しみであるという人もいるくらいです。
実際に使ってみた感想
実際に使ってみると、その暖かい光になんとも癒されます。シュゴーっという独特の音も落ち着きます。明るさも十分で、ランタンハンガーに掛けておくとサイト全体を照らしてくれます。食事をする時は手元が少し暗く感じるので、テーブル用のランタンを併用するといいですね。
ガソリンランタンでキャンプがもっと楽しくなる
いかがでしたか?今回はガソリンランタンの魅力をお届けしました。ちょっと面倒なイメージのあるガソリンランタンですが、慣れると大変ではありませんし、サイトの雰囲気が盛り上がること間違いなしです。今LEDランタンしか持っていない方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね
ライター情報
浜田サリー
キャンプ大好きなアウトドアライター。子供を連れて休みがあればキャンプに出撃しています。ブログ「ちょっとキャンプ行ってくる。」http://chottocamp.comを運営しています
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