コールマンとは?
コールマンはガソリンランタンから始まった
コールマンは、ウィリアム・コフィン・コールマンがアメリカ合衆国で創立しました。今でもコールマンのガソリンランタンはロングセラー商品のひとつですが、このガソリン式ランプの販売からスタートした会社です。
当時はガソリン式ランプは粗悪品が多かったそうです。コールマンは、自ら改良して1905年に販売を開始しました。しかしその後、電気の普及でランプの需要が落ちます。そこで今度は屋外で使えるランプの開発をします。電気のない農村部をターゲットに販売をしたところ、夜でも家族でだんらんができるようになり「真夜中の太陽」と称されるほどになりました。
その後、世界大戦では米軍から依頼を受け、GIポケットストーブを開発します。これは摂氏-51度~+51度で使用でき、さらにどんな燃料でも使用でき、なおかつ小型サイズという技術的にとても難しいものでした。この技術が現在のコールマンの商品にもつながっているのです。
キャンプ用品の販売へ
戦争の終了とともに、軍事需要がなくなりました。その後は2代目社長であるシェンダン・コールマンがランタンやストーブをキャンプ用品として販売をするようになります。カヌーガイドの経験もあることから、アウトドア用品へのこだわりや情熱が商品開発に生かされていきます。その後、テントや寝袋など、キャンプ用品全般を扱うブランドへと成長し、現在では世界中で愛されるブランドになっています。
コールマンに惹きつけられる理由
筆者がキャンプを始めようと思った時に、まず揃えたのがコールマンのテント、テーブル、チェアでした。最初はキャンプギアを製造しているブランドがあまりよくわからず、キャンプ用品を紹介する雑誌やアマゾンなどで情報収集したものです。その時、いかにもアウトドアらしいデザイン、優れた機能性で紹介されていたのがコールマンでした。さらにどれも他のブランドに比べて手頃な価格というのも魅力でした。
素材や機能性やデザイン性がいくら良くても、値段が高すぎたら買うのを躊躇します。特にこれからキャンプ用品を揃えようという人にとっては、いきなり高級なものを揃えるのは敷居が高いです。コールマンはその敷居がとても低いです。それはつまり、キャンプというものが身近になるということです。だからこそ、全世界でコールマンが愛されているのでしょう。
コールマンのロングセラー人気商品
さて、ここからはコールマンの長く人気がある商品を紹介していきます。
ガソリンランタン
創業アイテムであるガソリンランタン。LEDタイプのランタンが普及してきた今でも、独特な暖かい光を放つガソリンランタンはキャンプシーンで人気です。特にワンマントルランタンは、レトロなデザインと、その使用感の良さで長く人気がある商品です。
サイトに吊るしておくだけで、暖かい雰囲気が広がります。シュゴーというほのかな音も落ち着きます。
ツーバーナー
出典:Amazon
パワーハウスツーバーナーは数十年前から構造が変わっていないという、伝統が生かされた一品です。燃料はホワイトガソリンなので、寒い冬でも火力が衰えません。カセットガスタイプですと、気温が低いと火力が弱くなります。また、ガソリンの方が経済的です。
バーナーが2口あることで、料理の幅が広がります。ダッチオーブンなど重いものでも安定して置けます。
テント
出典:Amazon
コールマンのテントは本当に人気で、夏休みのキャンプ場に行けばテントの半分はコールマンで占められているのではないかと思うほど。それほど支持されているのです。
タフドームはシンプルな構造ながら、大人が4~5人寝られる広さ、高さも175cmあるのでテント内で立って着替えることもできます。ツールームテントも人気がある商品です。リビングと寝室が一体化したテントです。外側から見るとそこまで大きく感じませんが、中に入ってみるとその広さに驚くほど。秋冬の寒い季節はリビングを閉め切って電気カーペットを敷けば、暖かいキャンプを楽しめます。
アウトドアワゴン
出典:Amazon
自宅から車まで、さらに車からサイトまでの移動に役立つのがアウトドアワゴンです。普通の台車と違い、箱状になっているため、細かいものが落ちにくく、チェアなど長いものも縦に置けるので一度にたくさんの荷物を運べます。タイヤも大きいため、砂利道でも楽々。耐荷重は100kgなので安心です。
テーブル
ナチュラルモザイクリビングテーブルはその見た目のポップさが目を惹きます。遠目で見ると木のモザイク柄に見えますが、実際はメラミン天板に印刷されているので木製よりもとても軽く丈夫です。半分に折り畳みができるので収納性もばっちり。また脚部分は2段階に調節ができるので、ハイスタイルでもロースタイルでも使用できます。
クーラーボックス
出典:Amazon
スチールベルトクーラーはなんといってもアメリカンヴィンテージ風のデザインが魅力。カラーもブラックやシルバーの他、ターコイズやピンクといったラインナップも。このデザインならサイトに置いておくだけでインスタ映え間違いなしです。もちろん機能も充実。51リットルという大型サイズに、厚さ3センチの発砲ウレタン入りで、冷たさが持続します。
コールマンにしておけば間違いない
今回はコールマンをご紹介しました。筆者はキャンプを始めたいという友人から相談を受けた時には「コールマンにしておけば間違いない」とおすすめします。デザイン、機能性、使い勝手、価格とバランスに優れたコールマン。これからも世界中のキャンパーに愛されることでしょう。
ライター情報
浜田サリー
キャンプ大好きなアウトドアライター。子供を連れて休みがあればキャンプに出撃しています。ブログ「ちょっとキャンプ行ってくる。」http://chottocamp.comを運営しています。
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